職人と経営者の分かれ道

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職人と経営者の分かれ道

「あなたは、職人ですか?それとも経営者ですか?」


見習いからスタートし、シャンプーやカットの技術、アップの技術などを身につけ、ドンドン技術者として成長していく中で、ほとんどの先輩方が退職して行き、気がついたら私が一番の古株になっていた。そして、24歳の時に、すでに半個人事業主として美容室を営んでいた。多分青森では一番若い個人事業主だったのではないかな・・・?


若さも手伝ってか、本当に一生懸命働き、気付いたら1ヶ月100万円の売上を達成していた。同年代の人たちよりも沢山稼いでいた為、結構有頂天になっていた。メーカーや材料屋の社長、銀行の人から「先生」とか「社長」とか言われて、益々カン違いに拍車がかかってしまった。


特に材料屋やメーカーには好かれていたようだ。理由は、「お客様にとってイイ新商品」が出るとすぐに買ってしまうのだ。当時、チオ系の700ml位のパーマ液で1本350円くらいだったのに、「お客様によさそうだ」と思うと、1人に1,200円くらいもコストがかかってしまうパーマ液を平気で買ってしまうのだ。


また、お客様のオーダーしてくれたスタイルに仕上がらないと(自分が納得しないと)、「お金は要りません!」なんてさえも言っていた。(本当ですよ!)


私の「技術者」としての物差しとして、「お客様には最高のものを、スタッフは経済して最低のものを」なんていうのがあったのが、私に「そういう」行動を起こさせたようだ。


私のようなおバカな例はさておき、美容師には、そのまま技術屋でいるか?経営者になるか?の分かれ道があるような気がする。特に、店長になったり、お店を出して「先生」になった時に、事あるごとにその選択に迫られる。


あなたは技術屋を選びますか?それとも経営者を選びますか?

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